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Seven-Spice

読書記録はネタバレ注意★

2008年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年11月

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『美しき日本の面影』さだまさし

同じタイトルのアルバムがありますが、これはエッセイです。
『旅』という雑誌かな?に連載されていたものをまとめたようです。
そういえば、何かしら旅に関係する話だったかなと
後からそう思えば思える程度ですけども。

かれこれ30年ほどまっさんのファンです
全てのアルバムを聞いて全ての番組を見て、
全ての本を読んでるわけではないので
この比較的新しい本は、とても新鮮に読めました。

まっさんが子どもの頃の話もたくさんあって、
ああ、あの頃そんな風だったのか・・とか
大借金をした映画「長江」(もちろん見に行きましたよ)が
そんないきさつで借金がふくれて、それがついこの間まで影響があったのだとか。

毎年長崎でやっていて、ついぞ見ないまま終わってしまった
「夏・長崎から」のコンサートの話だとか

何かしらとっかかりは知ってるものの、詳しく知らない話が
色々あるもんです。

そしてまた、まっさんの博識っぷりには驚くばかり。
今の若者も、まっさんくらいの年になれば
こんなに賢くなるんですかね?
(ならないでしょうね?私も含めて・笑)

美しき日本の面影をちゃんと伝えていかなくちゃと
改めて思わせてくれる一冊でした。



| 読書記録 | 20:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹

以前友達に借りて読んだけど、イマイチよくわかった気がしなかったので
購入してじっくり読書

あまりにも最初に読んだ時に何もわかってなくてびっくり
はじめて読んだ時は、全く違う物語が交互に出てくるパターンが
先に読んだ「海辺のカフカ」に似ていて、カフカでは
その二つの物語が、やがて交差していったので
”世界の終わり”と”ハードボイルド・ワンダーランド”がいつ交差するのか
どのように混じり合うのか、それが気になって、ろくに考えもしないで
どんどんやみくもに読み進めていたんですね・・

結局最後まで、二つの物語は交差することはなく終わってしまうので
ものすごく拍子抜けして、え~~~っ?!って感じだったはず。

というわけで、今回は、それぞれの話をじっくりと理解しつつ
読むことに専念しました。そうすることで、やっと二つの物語の
実際には交差しないけども、重なり合ってる部分が見えてきましたよ

どれだけ最初に適当に読んでたかっていうと、最後のシーンで
南のたまりに入っていく人物を全く勘違いしてたなー
勘違いして覚えてたと言うべきか・・・

まあ、勘違いはそこだけじゃなくて、ほんとに物語全てが
わかってなくて、これだけ1回読んでわかってない話も
珍しいなあ・・・ってくらいでしたよ。
さほど難解な話じゃないんですけどね

春樹風に言うと

「やれやれ」

ですわ(笑)





| 読書記録 | 20:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『みずうみ』よしもとばなな

相変わらず淡々とした、一見ごく普通に見えるシーンなのに
実はその登場人物は、特異な人、というパターンです。
パターンって言うと失礼ですけども。
それがばななさん独特なんだよなあ

その特異な人の特異なあり方が、いないやろ!っていうんじゃなくて
ああ、いるんだろうな、そう言う人が、この世の中には・・と
静かに納得してしまう感じ。

そして、その納得の仕方が、静かなんだけど
ものすごく深くて圧倒的なので
私はこれを読み終わった日に、夢に出てきちゃった(笑)

ちひろちゃんや、中島くんや、ミノくんやチイが
具体的に出てきたというわけではなくて
この物語のイメージそのものが出てきた感じだったな

そういや、話の中でも、さほど具体的にそれぞれが
語られてなかった気がするしな~(笑)
おおざっぱな事件(?)の概要だけで・・


最近本を読んでも、1回読んだくらいじゃストーリーは
さらっと表面をなでるだけで、そこまで深く考えないんだけど
さすがばななさんは、さらっと読んでしまえるのに
ずしっと来てるんだなあと、しみじみしました





| 読書記録 | 21:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『村上朝日堂の逆襲』村上春樹

春樹さんのエッセイ
ですが、春樹さんが35,6歳くらいの時なのよね。
不思議なことに、未だに春樹さんは、35,6歳のイメージなのです(笑)
それじゃあ、私より年下だよ・・
でも、永遠の35,6。なんでやろな?(笑)

端正な(?)標準語エッセイですけども、春樹さんは
阪神間出身で(まさにこの近所)時折出てくる関西弁が
ネイティブさを物語ってます(笑)

出身地を阪神間にしてほしい、という微妙なニュアンスがわかるわ~(笑)
でもつい、神戸のあたりって言うてしまうところもわかるわ。

私も北海道とか行くと、どこから?って聞かれたら
神戸って言っちゃうのよね。
兵庫っていうと、日本海側もあるわけでかなり広いし・・
なので、オシャレなイメージのある神戸でぼかしてます(笑)





| 読書記録 | 20:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『馬鹿な男ほど愛おしい』田口ランディ

ランディさん第二弾
やはり期待を裏切らず、素晴らしいエッセイの数々

やっぱりかなりの確率で、大きく頷いてしまうのよねえ
もう、なんていうか、私ってばちっちゃくまとまった田口ランディって感じ?(笑)
ランディのりこって名乗ってもいいですか?みたいな(厚かましい)
(♪ライトへレフトへホームラン・・・・それはランディ・バース)


とはいえ、飲んだくれたり、男が次々出来たりしないけども
”あー、そうそう!”って共感する部分がたくさん。
そしてまた、目から鱗もボロボロ落ちていく

鱗が落ちたままなら、さぞかし素晴らしい人生が送れるんだろうけど
なぜか、またその鱗を目に戻してしまってるのよね
あるいは、再生機能付きの鱗なのか!
まるでサメの歯やな・・・

そんなわけで、また鱗を落とす為に、ランディさんの本を
借りてこようと思います。





| 読書記録 | 22:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ファッションファッショ』山田詠美・ピーコ

雑誌に掲載されてたファッション対談をまとめたものです。
5年前の対談なんで、流行の話になると若干ずれてる部分は
否めませんが・・・

でも、基本的な思想というか、貫いてるものがこの二人にはあるので
読んでて小気味いいですよ。
ズバッとした、ダメ出しが時にドキッとすることもあるし。

とりあえずオープントゥの靴に、ストッキングははいたらアカンらしい(笑)

そこだけは肝に銘じておくわ!ピーコさん!

でも、実際の場になると、なんやかんや理由をつけて
オープントゥにストッキングはいたりしてんねやろな(笑)




| 読書記録 | 20:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『できればムカつかずに生きたい』 田口ランディ

これは去年OLDの品川くんが(といっても誰も知らないか。
インディーズバンドのボーカルなんですよ)読んでたんですよ。
(と、彼のブログに書いてあったんですよ)

図書館の書架でふと見つけて、お、そう言えば読んでたなーと
とても軽い気持ちで借りてきて、どれくらい軽いかっていうと
田口ランディが男か女かもわかってなかったくらいで(笑)

もうね、品川くんありがとう!ですよ。
今まで田口ランディを知らずして生きてきたなんて。
って感じでした。衝撃的。

なんていうか、人生の送り方というか生きてきかたというか
そんなものが私ととても似てる(部分がある・笑)のよね。
似てるとはいえ、重さでいうとランディさんの方が
断然重くてですね。
なるほどその重さをして、この文章が書けるのかと
勝手に思いこんだりなんかして。

エッセイ集なんですけども、扱ってる事柄に対する思いとか
反応とかも、とても共感出来るのよね。
共感出来るけども、それを非常に素晴らしい文章で表現されてしまってる・・

得てして、似ている考え方を上手い文章で書かれると
やっかみも手伝って、ムカっとしてしまう底の浅い私ですが
ランディさんはもうなんていうか、甲を脱いでしまったというか
はは~~、恐れ入りましたって感じになっちゃったからなー(笑)

私のなんとなーくぼんやりまとまらない考えを、しっかり掘り下げて
じっくり考えて、さらに適切な言葉で、表現されてるわけで。
思わず自分でも、ああ、そういうことを考えてたんだ!と
気が付く勢いでした(笑)

うん、ほんとに感服したわ。
また借りてこよう

| 読書記録 | 21:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『家族場面』 筒井康隆

これ、確かずっと前に読んだ事あるはず。
でも、どっちみち内容は全く覚えてないので
楽しく読みました。

けど、たぶんご飯の前には読まない方がいいだろうなあと
思ってたらやはり正解(笑)
お食事中には向きません(お食事中に本を読んではいけません・笑)

グロい表現に隠された人間の本質というようなものを
読み取れるようになってきたかな、年の功で(笑)
本質のデフォルメって感じですけどね。
うっかりすると、頭おかしい人が荒唐無稽に書いたみたいに
思えたりしますけど。・・・・否定も出来ないけど(爆)

あ、それでですね、10年以上前に読んだ本を
読書記録っていうか、メモとして残してましてですね
それは自分の為だけに書いてたんですが
(同じ本を何度も借りないように・笑)
探してみたら、やはり読んでました、この本。

ちなみに、その時の感想

「訳わからんエグさとか、一瞬中島らもかと思うが
 小説としての完成度(?)はさすが上だ」


筒井康隆と中島らもを一緒にしてるところが
なんとも言えませんけど(笑)
そして筒井康隆に対しても上から目線な自分がウケる・・

書いておくもんだなー

| 読書記録 | 21:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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